どうも『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード』を所持している社長です。個人カードのアメプラではなくビジネスカードのアメプラです。
アメックスプラチナカードには、個人カードとビジネスカードがあります。どちらも年会費は13万円(税抜き)で、特典も基本的には同じです。
それでは、なぜ僕は個人アメックスプラチナカードではなく、アメックスビジネスプラチナカードにしたのでしょうか?今回はその理由について説明したいと思います。
アメックスプラチナカードで個人かビジネスか検討している人は参考にしてください。
アメックスプラチナ個人カードとビジネスカードの違い
ほぼ同じと言われるアメックスプラチナ個人カードとビジネスカードですが、多少の違いもあります。簡単に説明します。
(1)カードデザインが違う(え!?そこから?笑)
僕としては、デザインは個人カードの方がカッコイイなと思います。ビジネスカードの方はICチップがセンチュリオン部分にぶっ込まれてるし・・・(汗)
しかし、デザインだけで個人かビジネスかを決めるほどではありません(笑)
(2)センチュリオンカードに進化するのは個人カードのみ
アメックスブラックカードと言われる『センチュリオンカード』には個人用のアメックスプラチナカードからしかアップグレードできません。
アメックスビジネスプラチナカードからはセンチュリオンカードが取得できませんし、アメックスビジネスブラックカードもありません。
センチュリオンカードを持つような人は、尋常じゃない収入と決済力が必要なので(しかも個人カードでですよ?)、最初から本気で狙う!という人以外は考慮しなくていいでしょう。(もちろん僕も考慮する必要ありません、笑)
(3)保険や特典が少し違う
プラチナデスクに聞いて比較した程度ですが、個人のアメックスプラチナカードとアメックスビジネスプラチナカードには、以下のような違いがあります。
- 個人のホテル特典にのみシャングリラの上級会員がある(他のホテル特典は同じ)
- 個人カードには個人賠償保険がある
- ビジネスカードにはカー・ピッキング・プロテクション(社有車の中にある貴重品等の保険)がある
- JALオンラインが使えるのはビジネスカードだけ
これらも個人のアメックスプラチナカードにするかアメックスビジネスプラチナカードにするかの決定打にはなりません。
なぜアメックスプラチナ個人カードではなくビジネスカードにしたのか?
それでは、何を理由にアメックスビジネスプラチナカードにしたのでしょうか!?
【アメプラ個人でなくビジネスカードにした理由1】年会費が経費になる
アメックスビジネスプラチナカードにすれば、年会費は経費にできます。会社に利益が出ていれば、利益圧縮になり税金が下がりますね。
中小の法人税率は30%程度と言われています。13万円の30%は約4万円ですね。アメプラビジネスを持たなかったらこの4万円は税金で支払う必要がありますが、アメプラビジネスを持つことでその分が浮いているとも言えます。ですからアメックスビジネスプラチナカードの年会費は実質13万円ー4万円=9万円程度と考えることもできるのです。
法人で払えるものは払う、経営者なら誰もが思うところです(笑)
【アメプラ個人でなくビジネスカードにした理由2】社員に追加カードを発行できる
アメックスビジネスプラチナカードは、従業員に追加カードを4枚まで追加費用なしで発行できます。 家族には発行できません。
追記:コメントでゴウタロウさんより「ビジネスで従業員でない奥様も発行できた」と教えていただきました。再度、営業担当者に質問したところ個人事業主向けのアメプラビジネスは家族にも発行できるそうです。そして、法人向けのアメプラビジネスはやはり基本的には従業員のみへの発行となるようです。ただし小さな会社はご家族も従業員であることが多いと思うので、その場合は問題なく家族に追加カードを渡せますね。
社員に発行した追加カードでも『FHR』や『コンシェルジェサービス』などの特典が利用できますが、中でも注目したい特典が『ホテルメンバーシップ』と『プライオリティパス』です。
アメプラのホテルメンバーシップはSPGゴールドからのステータスマッチでマリオットゴールドになれるのが強力です。マリオットゴールドは、本来50泊しないとなれないエリート会員資格で、この資格があれば、部屋のアップグレードやラウンジ利用が無料になります。今流行りのSPGアメックスのホテル特典部分がつくイメージです。
なおヒルトンゴールドもつきますが、これもなかなかの特典です。ヒルトンゴールドは、部屋のアップグレードや朝食無料の特典がつきます。場所によってはマリオットやSPGがなくヒルトンしかないところもありますので(福岡とか)、これはうれしい特典ですね!
プライオリティパスは、空港の制限エリアにあるVIPラウンジを利用することができます。しかもアメプラのプライオリティパスは、このラウンジに同伴者1名まで連れて入ることができます。(普通は本人しか入れず、同伴者は3,000円程度の費用が必要)
すなわちアメックスビジネスプラチナカードの追加カードを渡された社員は、無料でマリオットゴールドになり、プライオリティパス(同伴者1名無料)も手に入れることができると言うことに!アメプラ追加カードで武装した社員が、家族やパートナーと旅行に行ったらどう思うでしょう!?
社長最高〜!!!
と思うのではないでしょうか!?!?と言うのは冗談ですが(笑)福利厚生として、とても良いと思います。仕事面でも普通にプラスがあると思います。
『FHR』や『ダイニング・アクセス』などの「ザ・アメプラ特典」は、富裕層向けのサービスなので、従業員が気軽に使うには少し敷居が高いですよね。しかし『マリオットゴールド』『ヒルトンゴールド』『プライオリティパス』などは普通の旅行で使いやすく、従業員にとって大変なプラスになると思います。これがアメックスビジネスプラチナカードなら可能になるのです。
アメックスプラチナ個人ではなくビジネスカードにした理由まとめ
僕の場合は、年会費を経費にできて、従業員に追加カードが発行できることが決め手でした。
なお、アメックスビジネスプラチナの追加カードは5枚目以降有料となり、ビジネスゴールドカードになってしまいます。
アメプラデスクに「5枚目以降の追加カード(ゴールドになる)にもホテルメンバーシップの特典がつく」と説明受けて歓喜するも、すぐに「間違いだった」と訂正されて意気消沈(笑)
— マイル社長 (@mile_shacho) 2017年10月22日
このつぶやきの通り、5枚目以降の追加ゴールドカードにはプラチナの特典はつきません(当然ですよね、笑)。
大きな会社では、アメプラの追加カードを発行しても、大勢の中の4名にしか渡せません。だから、小さな会社こそアメックスビジネスプラチナカードの威力が効いてくるのではないでしょうか(当社のような、笑)
アメックスビジネスプラチナカード、経営者の方には大変オススメのビジネスカードです。
【アメックスビジネスプラチナカードを入手した体験談】