アメプラとマイルが好きな社長です。
『アメックスプラチナカード』には大変満足していますが、取得するときに『ダイナースプレミアムカード』はやはり気になりました。
この2枚は年会費も同じ13万円(税別)で、永遠のライバルのようなところがありますよね。
アメックスプラチナとダイナースプレミアムで、どちらのカードにしようか検討する人は多いと思います。そこで今回は、ダイナースプレミアムではなくアメックスプラチナを選んだ僕なりの理由を説明したいと思います。
- (1)アメックスプラチナとダイナースプレミアムのポイント比較
- (2)アメックスプラチナとダイナースプレミアムのホテル特典比較
- (3)アメックスプラチナとダイナースプレミアムの追加カード比較
- ダイナースプレミアムよりアメックスプラチナを選んだ理由
細かい特典などをすべて比較するのも良いのですが、今回は僕が重視した3つの視点について説明します。それらを踏まえた上で最後にアメックスプラチナを選んだ理由をまとめたいと思います。
(1)アメックスプラチナとダイナースプレミアムのポイント比較
アメックスプラチナとダイナースプレミアムのポイント還元率は以下となります。
- アメックスプラチナ・・・100円につき1ポイント
- ダイナースプレミアム・・・100円につき2ポイント(リボだと3ポイント)
ダイナースプレミアムのポイント還元率高過ぎ!
どちらもマイルに交換するのが一番お得な使い方です。ANAマイルに交換する人が多いと思いますが、どちらも1ポイント=1ANAマイルで交換できます。
ダイナースプレミアムは100円で2ポイントなので、これだけでも相当な還元率ですが、リボにすると3ポイントまで上がります。(リボにしても請求額が決まってからすぐに振り込めば小額の金利で3%還元を得られるようです)
ポイントについてはダイナースプレミアムが圧勝です。
なお税金や公共料金の支払いに関しては、アメックスもダイナースも200円で1ポイント(還元率0.5%)になってしまうので・・・それ用にセゾンプラチナビジネスアメックスを持っていたりします。
(2)アメックスプラチナとダイナースプレミアムのホテル特典比較
アメックスプラチナとダイナースプレミアムとホテル特典を比較するとしたら、以下のようになるでしょう。
- アメックスプラチナ・・・FHR、SPGゴールド(=マリオットゴールド)、ヒルトンゴールド
- ダイナースプレミアム・・・一休ダイヤモンド、マリオット・インターナショナル特別優待
他にも特典はあるのですが、自分が確実に使いそうな特典を考えると以上になります。
ダイナースプレミアムは一休のダイヤモンド会員になれます。これは国内の高級ホテルや旅館に様々な特典がつくもので、内容としてはかなり使えます。僕はセゾンプラチナビジネスアメックスカードの特典で、期間限定の一休ダイヤモンド会員を利用したことがあります。
課題点は国内に限られるという点ですね。ダイナースプレミアムの海外ホテル特典としては「 マリオット・インターナショナル特別優待」があります。これはマリオットの一部ホテル(と言うかSPG?)利用時にゴールド会員並の特典がつくと言うものです。
このマリオット・インターナショナル特別優待は、アメックスプラチナのFHRの特典にかなり似ているのですが(アーリーチェックイン、朝食2名無料、レイトチェックアウト、100ドルクーポン)、FHRの方はマリオットに限定されないので、選べるホテルがかなり多いように思います。
またアメックスプラチナはSPGゴールド経由でマリオットゴールドになれますので、プラチナチャレンジもできたりします。
ホテル特典に関しては、アメックスプラチナが圧倒的に優位と言えますね。
(3)アメックスプラチナとダイナースプレミアムの追加カード比較
ダイナースプレミアムカードは、個人カードの他に年会費2,000円でビジネスアカウントカードを発行できます。僕は法人の代表なので、これは非常に便利だと感じました。個人でもビジネス利用でもポイントを還元率2%(リボで3%は個人カードだけのようです)で貯めていけるのは非常に魅力的ですね。
一方アメックスプラチナカードは、個人とビジネスを分けて発行しようもんなら、個人用のアメックスプラチナカードと、仕事用のアメックスビジネスプラチナカードの両方を発行しないといけません。年会費も2倍の26万円(税別)!(笑)
だから僕は利用額も大きくなりがちでなおかつ年会費を経費にできる、アメックスビジネスプラチナカードだけを発行しています。このアメックスビジネスプラチナカードの大きなメリットは、無料で発行できる追加カード4枚を会社の従業員にも渡せると言う点です。しかも追加カードには、本会員と同じ特典(ホテル上級会員資格やプライオリティパス)が付帯するのです。
社員に渡す追加カードでの特典利用も含めて、アメプラで元を取る計算をした記事はこちらです。
社員を大切にする僕にとっては(笑)、追加カードに関してはアメックスプラチナの圧勝でした。
ダイナースプレミアムよりアメックスプラチナを選んだ理由
ダイナースプレミアムの方がポイント還元率は高いけど、ホテル特典ではアメックスプラチナに優位性があり、僕はその点を重視しました。また追加カードを社員に渡して、社員にも特典を使ってもらいたいと言う想いから、アメックスプラチナを選んだと言うわけです。
実は、ダイナースプレミアムではなく、アメックスプラチナを選ぶことは10年前に決まっていた気がします。
僕は学生起業だったので、同世代の周りよりは早くに少しだけ大きなお金を動かすことになりました。ゴールドカードを作ろうとしたら、当時はアメックスくらいしか申し込みができませんでした。ダイナースは年齢制限もあったし、上場企業のエリートや医者や弁護士のためのカードと言う印象でしたね。
そこで感じた勝手なイメージとして・・・
アメックスは今とりあえず稼げてこれから頑張ろうと言う人に合っている
ダイナースはある程度成功して安定した人に合っている
・・・と言うことです。
そして、今の僕は、未だ志半ば、まだまだこれから仕事でやりたいことがたくさんあります。未来志向と勝手に感じているアメックスがなんとなく好きです。
結局、合理的な理由より情緒的な理由が勝ってる気がしますが・・・ドイツ車でなくイタリア車を選んでるような自分だから、仕方ないでしょう(笑)
ライフスタイルも価値観も人それぞれ。こんな理由で選んでいる人もいると言うことで、誰かの参考になれば幸いです。
【アメックスプラチナ取得体験記】