プラチナチャレンジ5滞在目で『ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール』にやってきました。マレーシアも5日目です。ストライプス、ルネッサンス、マジェスティック、JWと来て、最後の最後にこのリッツカールトンを持ってきました。
そうです、だんだんホテルのグレードが上がるように予約したのです(笑)
クアラルンプールのリッツカールトンは「世界で一番安く泊まれるリッツカールトン」と言われたりします。マレーシアはホテルの宿泊料金が全般安いですからね。
今回のステイは、ラウンジに入り浸ったり、近くのブキッビンタンに遊びに行ったりと、楽しい滞在になりました。リッツカールトン・クアラルンプールはどんなホテルで、またいくらで泊まれたのでしょうか?
実際に滞在したときの流れをそのまま紹介していきたいと思います。
- リッツカールトンゴールド会員の特典
- 【11時】JWマリオットをチェックアウトしてリッツカールトンへ移動
- 【11時15分】部屋に入室!リッツカールトン・クアラルンプールのデラックスルーム紹介
- 【11時30分】クラブラウンジにご挨拶
- 【11時45分】ランチを待たずに一度『ブキッ・ビンタン』に繰り出す
- 【13時】クラブラウンジで『Light Lunch』
- 【15時】リッツカールトン・クアラルンプールのジム紹介
- 【15時30分】クラブラウンジで『Afternoon Tea』
- 【16時30分】リッツカールトン・クアラルンプールのプールを楽しむ
- 【18時】クラブラウンジで『Evening Hors D'oeuvre』
- 【19時】急に思い立ってペトロナスツインタワーを見に行く
- 【20時30分】 クラブラウンジで『Cordials and Desserts』
- 【翌朝7時30分】クラブラウンジで『BreakFast』
- 【9時】リッツカールトン・クアラルンプールをチェックアウト
- リッツカールトン・クアラルンプールの宿泊料について
リッツカールトンゴールド会員の特典
まず最初にリッツカールトンゴールド会員の説明です。僕はアメックスプラチナのホテルメンバーシッププログラム特典でマリオットゴールド会員の資格を得ています(SPGゴールドからのステータスマッチ)。マリオットゴールド会員になると、なんとなんとリッツカールトンゴールド会員資格も自動で付与されます。(リッツもマリオット系列のホテルなのです)
それでは両者の特典を紹介します。
『マリオットゴールド会員の特典』
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 朝食2名まで無料
- ラウンジ利用無料
- 16時までのレイトチェックアウト
『リッツカールトンゴールド会員の特典』
- 部屋のアップグレード(空席状況による)
- +2時間までのレイトチェックアウト
このように同じゴールド会員でも内容が違います。マリオットではラウンジ利用ができますが、リッツではできません。しかし、部屋のアップグレードの可能性とレイトチェックアウトだけでも相当な価値があります。
この点踏まえて、滞在記を読み進めてくださいね。
【11時】JWマリオットをチェックアウトしてリッツカールトンへ移動
リッツカールトン・クアラルンプールの前に、JWマリオット・クアラルンプールに泊まっていました。
部屋のアップグレードとラウンジ利用ができて、とても快適なステイでした。JWブランドもかなり高級な部類ですからね!そこからリッツカールトン移動です。この2つのホテルはマリオット系列でかつ隣接していますから、中の通路で繋がっています。
JW側のリッツへの入り口。
外から見た通路、ここを歩いていくんですね〜。
JWマリオットでチェックアウトするとき「次はリッツカールトンなんだ」と言ったら、JWのホテルスタッフが荷物を持ってリッツまで連れて行ってくれました。
カウンターで「今日泊まるのですが」と伝えると、部屋の準備できてるからチェックインOKとのこと。まだ11時なのに!(本来のチェックインは15:00〜)リッツカールトンゴールド会員の特典にアーリーチェックインはありません。マレーシアの滞在中は、どのホテルでも早めのチェックインができました。
リッツカールトンのルームキー、かっこいいカードです。
それでは部屋に向かいましょう。
レストラン前のこんなところを通って、
部屋に繋がるエレベーターまで行き19階まで上がりました。
廊下です。すでにお洒落です。
どんな部屋なのか期待が高まりますね!
【11時15分】部屋に入室!リッツカールトン・クアラルンプールのデラックスルーム紹介
今回は一番下のデラックスルームを予約しました。リッツカールトンゴールド会員になると、部屋のアップグレードの可能性がありますが、特に説明がなかったので、そのままデラックスルームだと思います。さすがリッツカールトン、簡単には上げてくれません(笑)アップグレードはなかったのですが、デラックスルームでも十分な広さと質感です。
部屋に入って右を向くとクローゼットとドレッサー、広い!
写真では見えませんが、この左側にスーツケースを置く大きな台もあります。
入って左側はバスルームです。大理石まみれでインスタ映えしそう(笑)
バスルームの中の左側が浴槽で、
右側がシャワールームとトイレです。
奥に進むとベットです。
ソファやデスク、本当にこれが一番ベーシックな部屋なの!?
デスク側からベットを写すとこんな感じです。
高層階でしたが、窓の外は残念景色(笑)
カーテンをそっと締めておきましょう。
部屋はかなりお洒落ですよね。問題は、こんなデザインの部屋に男1人で泊まっていると言うところかな・・・(爆)
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【11時30分】クラブラウンジにご挨拶
今回はクラブアクセス付きのプランで予約しているため、早速ラウンジに向かいます。
こんな感じの落ち着いたラウンジです。
お客はまったくいませんでしたが、スタッフの方が何名か常駐していて、絶えず気にかけて声をかけてくれます。
マリオットのラウンジはゴールド会員ならどんな部屋を予約しても利用ができて、なおかつ同伴者1名まで無料です。一方、リッツカールトンはゴールド会員でもラウンジ利用はできなくて、利用するにはクラブフロアを予約しないといけません。さらにラウンジにビジター(宿泊者でない人)を同伴しようとすると有料になります。リッツはプラチナ会員ですらラウンジアクセスつきませんから。マリオット系列の中でも、リッツカールトンだけ別格扱いになっているんですね。
リッツカールトンのクラブラウンジと言えば、1日数回にも及ぶフードプレゼンテーションが有名ですよね。メニュー表をもらいました。
すべて利用させてもらいましたので、後ほど紹介していきます。
11時半なので、まだランチ(Light Lunch)前です。コーヒーだけいただいて退散しました。
こんなふうにちょっとお茶しに立ち寄るのもクラブフロア宿泊の魅力です。
【11時45分】ランチを待たずに一度『ブキッ・ビンタン』に繰り出す
お土産も見たかったので、ホテルを出て『ブキッ・ビンタン』に向かいます。リッツカールトンはJWより少し奥まっているので、ホテルから出て大通りまで100mくらいは歩きます(でもすごく近いです)。
マットも『THE RITZ-CARLTON』!
外に出るとドアマンが何人もいて、微笑みながらどんどん話しかけてくれます。これはクアラルンプールのホテルはどこもそうでしたが、リッツの場合は「何か困ってないかい?手助けするぜ〜!!!」と言う雰囲気が他を圧倒してますね(笑)
リッツを出て、JWとウェスティンの間を抜けていけばすぐに『ブキッ・ビンタン』です。
向かうは超巨大ショッピングモール『パビリオン』です。
中はクリスマス一色でした。
マレーシアはイスラム系のマレー人が6割を占めます。多くの女性がヒジャブ(頭にかぶる布)を身にまとっています。しかし、陽気なマレーシア人はキリスト教のイベントであるクリスマスも楽しんでしまうのだそうです。
パビリオンの中には『Tokyo Street』と言う日本のショップが集まったエリアがありました。
寿司屋もあるし
我らが百均『DAISO』もありました!
しかし100円均一でなく5リンギット均一なので、だいたい約140円均一と言った感じですね(1リンギット=約27円)。
ブキッビンタン通りにユニクロもあるし、こちらで服や下着が足りなくなっても何とでもなりそうなクアラルンプールでした。
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【13時】クラブラウンジで『Light Lunch』
『Light Lunch』(軽めのランチ)の時間は12:00~14:00です。13時ごろにラウンジを訪れました。サラダとサンドイッチをいくつかの種類の中から選べた気がします(詳しいメニューは忘れてしまいました)。
サラダです。
サンドイッチは写真を撮る前に食べてしまって・・・
こんな写真になってしまい、すみません(笑)パンが美味しかったですよ。
しかし、よく考えたら本来のチェックインは15:00なのです。それより前の時間からチェックインさせてもらってランチまでいただけると言うのは、クラブフロア素晴らしい!
【15時】リッツカールトン・クアラルンプールのジム紹介
ランチの後は、ジムで汗を流そうと思ったのですが・・・疲れていたので見学してきただけです(笑)
このような感じのジムです。
有酸素系マシーン!基本的にやりませんが。(走って燃焼させるより筋肉つけて基礎代謝上げた方が効率がよいです)
ジムはプールに隣接しています。
「水着美女を見ながら・・・」なんて品のない人は、リッツ泊まってはいけませんよ!!!(笑)なおプール利用者はほぼおらず、図らずもそのような心配は必要ありませんでした(爆)
マシーン各種。
フリーウェイトはベンチプレスもあってナイスです。
ダンベル、ウェイトがそこまでないけど、全身やるならベンチ使えばいいのでしょう。
それほど広いジムではないですが、フリーウェイトもあり十分な設備と思います。
【15時30分】クラブラウンジで『Afternoon Tea』
ジム見学を終えて再びラウンジに戻って来ました。14:30~16:30は『Afternoon Tea』(アフターヌーンティー)の時間です。
3段のセット+デザート、1人分です。
スコーンです。
「Special for you!」と言われてバター&ジャムもらいましたが、たぶん誰でももらえます(笑)
ミニバーガーとかサンドイッチとか。
『Light Lunch』のサンドイッチの方が美味しかったかな。
パイです。
デザートです。
こんな感じで優雅なティータイムを過ごしました。
男1人ですが何か!?
【16時30分】リッツカールトン・クアラルンプールのプールを楽しむ
お茶の後は、プールです。ジムは見学だけでしたが、プールはしっかり入りました。
プールサイドにはちょっとしたカウンターです。
ただし、スタッフがいません。水はセルフでいいけど、奥のコーヒーマシーンはどうしたらいいのか・・・。
日焼け止めもありました。
プールはこんな感じで、リゾート感を醸し出していますね。
実際は、工事の音がガンガン鳴っていて、リゾート感を打ち消していましたが(笑)
下の写真の奥にある階段を上がって進んでいくと・・・
通路があり
もう1つのプールがありました。前のプールよりリゾート感がアップ!
プールには誰もおらず、1人でのんびり泳いだりくつろいだりできました。
ちょうど仕事の連絡なども来て、プールサイドのチェアで処理して、社員に連絡したりして「普通にここで仕事進んでるやん!」と場所が場所なだけに無駄に感動してました。スマホ最高ですね。
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【18時】クラブラウンジで『Evening Hors D'oeuvre』
プールでひと泳ぎしたらいい時間になったので、またまたラウンジに行くことにしました。18:00~20:00が『Evening Hors D'oeuvre』 (イブニングオードブル)です。夕食ですね。これの前の17:00~が『Cocktail Hours』(カクテルアワー)ですが、その時間からアルコールが出ると言うことだと思います。
まだ準備中の様子ですが、料理の写真を撮りました。(トングなどがまだ置かれていません)
オードブルを食べていると、スタッフから「パスタはどう?」と声がかかったのでお願いしました。
作りたてのペペロンチーノ、こういうのうれしいですよね。
お客が自分以外にもう1組しかいなくてラウンジは空き空きです。このため、とにかくラウンジスタッフがかまってくれます。パスタ食べてるときも「パスタおいしい?」から始まって、日本のアニメが好きだとか、学生時代にアニメばかり見ていてママに叱られた話とかもしてくれました(笑)他のマリオットにはない密な関わり方ですね。
【19時】急に思い立ってペトロナスツインタワーを見に行く
ラウンジで食事もしたし、さて何しよう!?特に予定もなかったので、夜のペトロナスツインタワーを見に行くことに! リッツカールトン・クアラルンプールからペトロナスツインタワーまでは、屋根付きの歩道橋を渡って歩いて行けます。所要時間は20分〜30分くらいでしょうか。
夜のブキッビンタンに出て
このパビリオンの向こう側から歩道橋が出ています。
ハイ、着きました。
子どもに動画配信して異国の景色を見せたりしていました。
少し離れたところからパシャり。
マレーシアの空って、不思議なんですよ。夜でもちょっと明るいと言うか。ただ普通に撮った写真が何か加工したようになるんですよね。
リッツからツインタワーの行き来の歩道橋は夜でも人通りが多くて安心でした。ブキッビンタン通りは目の前だし、フラっとツインタワーまで行けるしで、リッツカールトン・クアラルンプールの立地は素晴らしいですね。(これはすぐ横のJWマリオットも同様)
【20時30分】 クラブラウンジで『Cordials and Desserts』
ツインタワーからホテルに戻りラウンジに寄ると20時を過ぎていました。20:00~22:00は『Cordials and Desserts』です。この時間はデザートがあるだけでアルコールはありません。「リッツ宿泊者なら夜中まで飲んべえみたいな品のないことをしてはいけない!」と言うメッセージだと解釈しました(笑)コーラを飲んで、大人しく部屋に戻り寝ました。(このため写真はありません)
【翌朝7時30分】クラブラウンジで『BreakFast』
ついに帰る日の朝となりました。ラウンジでマレーシア最後の朝食をいただきます。『BreakFast』は6:30~11:00です。
早速料理を紹介します。サラダです。
シリアルなど。
パンやワッフル、ポテトなど。
写真に撮ってない料理もありますが、メニューはそれほど豊富ではありません。
盛り付けです。
食べていたら、今度はシェフが話しかけてきて「なんたらエッグはどうや!?」(意訳+聞き取れなかった)と、なんか作ってくれる感じだったので「オーケーオーケー」言ってたら、目玉焼きが届きました。
スタッフやシェフと話しながら「そう言えば、あれ食べる?」みたいに言われて作ってくれる感じ、他のマリオット系列ではない不思議体験です。これがリッツカールトン「クラブラウンジ」の特色なのでしょうね。
【9時】リッツカールトン・クアラルンプールをチェックアウト
飛行機の時間があったので早めにチェックアウトしました。その際、カウンターで「マリオットのステータスがどうのこうの」と説明を受けて、よくわからず「イエスイエス」と言っていたら、こんなカードをもらいました。
後からマリオット公式サイトのマイアカウントページを見るとマリオットからリッツカールトンに変更されていました。 どうやらホテル側で切り替えを行ったようです。ちなみにアカウトがリッツカールトンになってもマリオットのままでも何も変わりませんし、それぞれのブランドでそれぞれのゴールド特典が受けられますから大丈夫です。好みの問題ですね。
普通のホテルはだいたい10時がチェックアウトですが、リッツカールトン・クアラルンプールの場合はもともとが12時チェックアウトです。
そしてリッツカールトンゴールド会員なら、最大2時間のレイトチェックアウトが可能です。(空席状況に合わせて)
つまりは12時に+2時間で、14時までリッツカールトンにステイができると言うことですね。今回は、飛行機の時間があったのでレイトチェックアウトは利用しませんでしたが、そうでなければ14時までプール入ったりラウンジでランチしたりできたわけです。
これはクアラルンプール滞在で最後のお楽しみにリッツカールトンを持ってきた弊害ですね(笑)
せっかくなので、皆さんには余裕のある滞在をオススメします。
リッツカールトン・クアラルンプールの宿泊料について
最後に、世界一安いリッツと言われるリッツカールトン・クアラルンプールの宿泊料金について説明します。実は別記事でアメプラの『FHR』と比較して詳しく検討しています。
今回はこの記事の中にある「公式サイトのクラブラウンジアクセス付きプラン」で予約しました。このプランはいつでもあるわけではないようで、今見ても見つけることができません。クラブラウンジ利用込みで3万円を切る宿泊料でした。2人でも1人でも宿泊料が同じなので、どうせなら2人で泊まるとお得です。
3万円近くって・・・すごく安いと言うほどでもないのですが、クアラルンプールのリッツカールトンには、お得ポイントがいくつかあります。
- 日本のリッツカールトンよりはまず間違いなく安い
- クアラルンプールは土日祝前も料金的に基本変わらないのでそのときは相当にお得(日本は激高になります)
- 朝食付きのキャンセル不可プランは公式以外の予約サイトでよく激安で出ている(1.5万円以下とか)
以上を参考にしてもらって宿泊を検討ください。
そして是非持っておきたいのが『リッツカールトンゴールド会員』の資格ですね。部屋のアップグレードの可能性と、レイトチェックアウトがとても大きいです。特にレイトチェックアウトは、翌日までプールでゆっくりしたりランチをいただいてからのチェックアウトが可能です。リッツカールトンはマリオット系列なので公式サイト以外から予約してもゴールド会員の特典が使えます。
※ただし、公式以外からの予約は、宿泊滞在にはカウントされないので、滞在実績が必要なプラチナチャレンジ中の人は注意してください。
マリオットゴールド会員になればリッツカールトンでも自動でゴールド会員になれます。マリオットゴールド会員になるには、アメックスプラチナかSPGアメックスを発行しましょう。
僕はアメックスプラチナからリッツカールトンゴールドになっています。
SPGアメックスでもリッツカールトンゴールドになることができます。
以上、リッツカールトン・クアラルンプール「クラブフロア」滞在の1日でした。これから宿泊する人は参考にしてください。