マリオットとSPGの会員制度が統合された直後に『ザ・リッツ・カールトン大阪』に家族で宿泊してきました。
僕はマリオットプラチナチャレンジを経て統合前のステータスは『マリオットプラチナメンバー』(年間75泊でなれる会員)でした。統合後には『プラチナプレミアエリート』(年間75泊でなれる会員)になると言われていましたが、宿泊した際は『プラチナエリート』(年間50泊でなれる会員)表記となっていました。
(後日、プラチナプレミアエリートに表記が変更されました)
本来、マリオット系列のホテルでは、プラチナプレミアエリートでもプラチナエリートでもクラブラウンジへのアクセスが無料となります。しかし、リッツカールトンでは他のマリオットとは違い、エリート会員であってもラウンジアクセスがつきません。リッツカールトンのクラブラウンジを利用するためには、クラブフロア(クラブレベル)を予約する必要があるのです。
今回は、リッツカールトン大阪のクラブラウンジを堪能するため、クラブフロア(クラブレベル)に宿泊しました。リッツカールトン大阪のクラブラウンジで提供されるすべてのフードプレゼンテーションを楽しんできたので、その様子を詳しく紹介したいと思います。
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』の様子
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』のフードプレゼンテーションスケジュールとドレスコード注意点
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』アフタヌーンティー
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』夕食前の前菜
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』ナイトキャップ(スイーツ)
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』朝食
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』軽食(ランチ)
- ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』プラチナ会員のメリットとデメリット
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』の様子
リッツカールトン大阪のクラブラウンジは大きく分けて3つのスペースがあります。
まずは入り口からすぐのスペース
ラウンジの受付もこのスペースにあります。チェックインはこちらのソファーに座って手続きできます。優雅ですよね。
リッツカールトン大阪のクラブラウンジでチェックインの際、マリオットとSPGの会員制度の統合に伴うお祝いの会に招待されました。そのときの記事を別で書いていますので、是非ご覧ください。
リッツカールトン大阪のクラブラウンジは34階にあります。
なかなかの眺めですね!
奥のスペースに進んでみたいと思います。
途中にバーカウンターがあり
こちらを通り過ぎると
もう1つの空間が現れます。
夜だと夜景も綺麗でしょうね、カップルにオススメの席です(笑)
広さはすごく狭いと言うことはないのですが、クラブフロア(クラブレベル)の宿泊者がすべて入りきることは難しいように思います。平日でしたが終始満席に近かった印象です。
3つ目のスペースは食事が置かれている場所となります。これは後ほど実際の利用に合わせて紹介していきます。
ちなみに、我が家はクラブラウンジの1つ上の35階に宿泊していましたが、クラブラウンジには階段でも降りることが出来ます。
1階降りるだけなのに、エレベーターを待つのは手間ですものね。
なお、実際に泊まっていた部屋の紹介は別記事で紹介しています。
部屋も気品があって、とても良かったですよ。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』のフードプレゼンテーションスケジュールとドレスコード注意点
以下がリッツカールトン大阪『クラブラウンジ』のフードプレゼンテーションスケージュールです。
- 7:00 ~ 10:00 朝食
- 11:00 ~ 14:00 軽食
- 14:30 ~ 16:30 アフタヌーンティー
- 17:00 ~ 19:30 夕食前の前菜
- 20:00 ~ 22:00 ナイトキャップ(スイーツ)
クラブフロア(クラブレベル)に宿泊すれば、これらのサービスを全て受けることができます。もう外に食事に行く必要はなさそうですね。
クラブフロアのフードスケジュールのお知らせには「ドレスコード」についても注意点が書かれていました。引用します。
スリッパ、サンダルでのご利用はご遠慮いただき、スマートカジュアルな服装にご協力くださいませ。
皆さん、やはり、まず一番に驚いたのは「くださいませ」と言う言葉遣いですよね!(え!そこなの?笑)
こんな言葉遣いでお願いされたら聞かないわけにはいきません。子ども達も一応それなりに気をつけてクラブラウンジを訪問しましたが、この日は、結構ラフな格好の方が多かったように思います(笑)
一応、リッツカールトン大阪からの説明では、短パンやハーフパンツはNG、また過度に肌を露出した女性の服装なども原則NGとのことでしたが、普通にそのような格好の方がみえました。(外国人の女性などは「それ水着じゃないの?」と言うようなスゴイ格好だったりしたし・・・)
ただ状況によってはスタッフの方が声をかけて着替えをお願いされるそうなので、スマートカジュアルを意識していきましょうね!
それではリッツカールトン大阪の『クラブラウンジ』を利用した順に紹介していきます。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』アフタヌーンティー
到着は12時頃でした。クラブラウンジでチェックインができて、すでに部屋も用意されているとのことでした。クラブラウンジのサービスは軽食の時間でしたが、到着日はこちらは利用できないとのこと。
海外(特にアジア)のマリオットホテルでは、朝早く着いてもラウンジのフルサービスを付けてくれることが多いと耳にします。自分の体験で言うと、クアラルンプールや深センは、到着してすぐランチからいただけました。
リッツカールトン大阪では、早く着いた場合でも利用は14:30~16:30の『アフタヌーンティー』からになるとのことです。(ただしクラブラウンジでドリンクなどはいただけます)
一旦部屋に行ってウェルカムギフトのフルーツを食べたりしていたらアフタヌーンティーの時間になったので早速クラブラウンジへ向かいます。
席に案内され用意されたのがこの立派なアフタヌーンティーセットです。
1セットで2人分となり、我が家は4人でしたので2セットですね。
以下がリッツカールトン大阪のアフタヌーンセットのメニュー
右にフードの説明があり、左に注文できる紅茶が書かれています。
ザ・リッツ・カールトン大阪オリジナルブレンドをいただきました。
紅茶以外の飲み物もラウンジスタッフの方にお願いすれば持ってきてくれます。子ども達はジュースを飲んでいました。
アフタヌーンティーセットも紅茶もとても美味しくいただきました!リッツカールトン大阪のアフタヌーンティー体験は本当に優雅なひとときです。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』夕食前の前菜
17:00~19:30は夕食前の前菜となります。夕食前とついていることから、本格的なディナーではなく、軽めの食事を出しますよと言うことですね。
閉まっていたドアがオープンし、食事が並べられています。こちらは最初に説明していた3つ目のスペースとなります。
この右奥(朝はエッグステーションになる場所)では、うどんを作ってくれます。
左奥にはパン、種類は少ないです
冷蔵庫には小皿料理やデザート
ドリンク類
ワインはこのような感じで
ピンボケすいません&詳しくなくて銘柄も不明(笑)
このような感じで盛り付けてみました。
お肉はラムです。
これは前菜と言うか、普通の夕食でいいのでは・・・!?
(お酒も自由に色々いただけるし)
これを前菜としてどこかにしっかりディナーに行かれるかどうかは、写真を見て判断ください(笑)
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』ナイトキャップ(スイーツ)
1日の最後は20:00~22:00の『ナイトキャップ(スイーツ)』となります。
チョコやスナックが提供されます。
こ、これは・・・チョコファウンテン!(ストロベリー?)
めっちゃ子どもが喜びそうなんですが、この時間は12歳以下は利用できないのです(残念、笑)。
と言うことで夫婦で乾杯♪
窓から見える大阪の夜景もいい感じでした。
スイーツは22:00までですが、クラブラウンジの利用は23:30までですから、落ち着いてお酒を飲まれたい方には最高のラウンジですね。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』朝食
夜はクラブラウンジでゆっくりとお酒を楽しんで、一夜明けました。朝食の時間です(7:00~10:00)。
深センのリッツカールトンではクラブラウンジの朝食以外にレストランも利用可でしたが、リッツカールトン大阪ではクラブフロア(クラブレベル)宿泊者はクラブラウンジでのみの朝食となります。
最初8時ごろに行ってみると家族4人で座れる席が空いていませんでした。このため一度部屋に戻って席が空いたら連絡をいただくと言うことになりました。リッツカールトン大阪は高級ホテルなのにたくさんの人が泊まってるんですね〜。
20分ほどすると部屋に電話がかかってきて席が用意できたとのことでクラブラウンジを再訪です。
それでは、リッツカールトン大阪『クラブラウンジ』の朝食を紹介していきます。
パンやシリアルです。
その奥はこのようになっていて
左の冷蔵庫にはフレッシュジュースや牛乳、右の冷蔵庫にはヨーグルトやカットフルーツ、スモークサーモンの小鉢などがありました。
和食もあります。
サラダ
夜はワインが置かれていたところにコーヒーが
エッグステーションで卵料理も作ってもらって、このような感じでいただきます。
家族が取り分けてきた和食バージョン
品数は決して多くありませんが、さすがリッツカールトン大阪の朝食、とても美味しいです。
確かにレストラン朝食の方が品数豊富でとても豪華だと思います。しかし、リッツカールトン大阪クラブラウンジでの朝食は、限られた席でスタッフの方が絶えず声をかけてくれますので、他のホテルにはない心地よさがあります。
今まで泊まった国内のマリオットでは、琵琶湖、名古屋、東京はレストラン朝食可能でした。 それぞれ記事を書いています。
これらのホテルに今後泊まる予定がある方は参考にしてください。お次はランチの紹介です。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』軽食(ランチ)
11:00~14:00の間にはお昼の軽食がいただけます。多くのホテルのクラブラウンジではランチは提供されないことが多いので、これはありがたいサービスですね。
サンドあり
お寿司あり
写真にはありませんが、サラダなどは朝食同様に中央テーブルに用意されていました。
奥にある蓋された容器の中の料理も一通り盛り付けてみました。
ちまきやエビフライ、ポークなどがありました。昨夜のうどんから変わって蕎麦の提供となっていました。
軽食とは言うものの、ランチとして十分すぎる内容だと思います。
ザ・リッツ・カールトン大阪『クラブラウンジ』プラチナ会員のメリットとデメリット
先にも説明したように、リッツカールトンではプラチナ会員であってもラウンジアクセスがつきません。クラブラウンジを利用するためには、クラブフロア(クラブレベル)を予約します。では、プラチナ会員であることはあまり意味がないのでしょうか?
そんなことはありません。プラチナ特典の客室アップグレードもうれしいのですが、さらに助かるのが『レイトチェックアウト』です。
リッツカールトン大阪では、プラチナ以上のメンバーなら16時までのレイトチェックアウトが可能となります(通常は11時チェックアウト)。駐車場もレイトチェックアウトの時間までは1泊料金の2,100円で車を停めておけます。リッツカールトン大阪は梅田の中心地にありますから、地下を通って梅田駅や大阪駅まで徒歩で行けます。ちょっと大阪の観光をしては16時にチェックアウトなんて使い方も出来てしまいますね。
またレイトチェックアウトができることで、2日目のアフタヌーンティーのサービスも受けることができてしまいます。
僕らも15時くらいにクラブラウンジでチェックアウトをしながらアフタヌーンティーセットをいただいてしまいました(笑)
本来は11時チェックアウトなので、実はお昼の軽食(11:00~14:00)も通常ならいただけないんですよね。お昼の軽食は連泊される方用のサービスのようです。(ただし、リッツカールトン大阪ではチェックアウト後30分のクラブラウンジ利用ができるため、11時チェックアウトで30分は食事できるようです)
1泊だけの滞在でも、ゆっくりお昼の軽食がいただけたり、2日目のアフタヌーンティーまで楽しめるのは、プラチナ(orプラチナプレミア)エリート特典の大きなメリットだなと感じました。(これだけ長いと2日目もプールで遊んだりできますしね!)
逆にプラチナ(orプラチナプレミア)エリート特典のデメリットとしては・・・レイトチェックアウトのおかげで朝昼晩とすべての食事がクラブラウンジで提供されるため、外に出かける気が起きないと言う点ですね。我が家もようやく重い腰を上げて、なんとか大阪駅まで行って『りくろーおじさんのチーズケーキ』を買うのがやっとでした(笑)
SNSでも有名なふわふわのチーズケーキです。
リッツカールトン大阪にはプールやジムもあるから、さらにお籠りが加速してしまいます(笑)
プラチナ(orプラチナプレミア)エリートであってもラウンジアクセスがつかないリッツカールトンですが、いざ泊まってみると、やはりエリート特典はとても使えるなぁと感じました。
僕はたまたまプラチナチャレンジをしたので2020年2月までプラチナプレミアエリートでしょうが、ステータス維持できないときは、やっぱりアメックスプラチナのFHR(ファインホテルアンドリゾート)でしょうね。以前調べた時は、FHRの予約は公式と料金ほぼ変わらず(公式より安いときも多い)、特典はモリモリでした(FHRでレイトチェックアウトも可能です)。
クラブフロア(クラブレベル)に泊まるならFHRの朝食特典とか不要だなぁ、なんて思ってましたが、100ドルクーポンがついて公式と同じか安いなら、プラチナ(orプラチナプレミア)エリートであってもFHR通した方が良さそうですね。
今回は、リッツカールトン大阪『クラブラウンジ』の紹介でした。このホテルのラウンジは、やはりスタッフの方がものすごく気をつけて声をかけてくれるところが良いですね。あまりに快適だったので、帰って来てすぐにまた行きたいと思えるホテルでした。
本当に快適なホテルなので、是非『クラブフロア(クラブレベル)』を予約して滞在してみてくださいね。